家族

良くも悪くも重い言葉だ

ごく平凡なさして裕福でないもない田舎の代々農業を生業にしてきた。

そんな「家」5代目に当たる、小さな時からばあさんに跡継ぎと言われて育った

姉と妹で男一人だ強く意識させられた。

自然家を出ることはとは思いもしなかった

裕福ではないが甘やかされて育った、家事は何もしなくてもよかった食事、洗濯、掃除

常に姉、母、ばあさんがやってくれた。

テーブルにつけば食事ができ、片づけはやってくれ服は脱げば洗ってくれる。

育った時代を考えれば珍しいことではなかったかもしれないがこの環境がのちに

家族をばらばらにすることとなった

やっと40で結婚することができ子供も2人持つことができた。

本当に幸せだった、家族のためにとはおこがましいが仕事に励んだ

妻のことを子供のことを・・・思いやる気持ちが不足していた。

20年

いつか妻の心は離れていった、そのことに気付けなかった、気付こうともしなかった

そして妻は去った。子供たちのこころは離れた

大切な家族はどこに行ったんだ

取り戻したい いつかきっと・・・・