せ
責任
生きる上で、常について回るもの
好む好まないにかかわらず、いつでもそれはあるものだ
職場では責任感のあるなしで信頼度が全く違う、そんな経験は数知れず
ふと思う自分ははたしてそんな責任感を持って仕事をしてきただろうか
強烈な思い出がある
あれは就職して4~5年後くらいだったか、生意気で仕事は未熟で上司から
厳しく鍛えられていたころのことだ
会社の解錠、施錠は役割だった、毎日遅くまで残業が続いていたそんなある日
週末の金曜日、前から楽しみにしていた落語の独演会を見に行く予定でチケットも
購入済みで、そんなことは当然、事前に上司に言える関係でも環境でもなかった。
上司は仕事で出かけていた、定時を過ぎ6時になっても帰社しない開場ぎりぎりの
時間まで待ったが帰らない、スペアキーも上司は持っている、しかも定時後だ
罪悪感を持ちながらも帰った。
落語は予想どうり素晴らしかったがどこかで心から楽しめない。
翌日こんこんと強烈な説教を受けた、その後の会社人生で大きな出来事だった。
今なら何を責められることがあるかと多くの人は言うだろうが
その後、出社は一番早く帰宅は最後を守り続けた40年のサラーリーマン生活
みんなおかしいと思うかい