三陸線の旅

やっとコロナが少し収まり世の中が旅もできる雰囲気を見せ始め、旅しても

そろそ大丈夫かなとさっそく出掛けた。

今回は仕事が客先のシステム変更で思わぬ5連休に背中を押されたことも大きい。

今回は急遽予定を立て始めたため「お得切符」がない期間があることも知らなかったし

100KMの行程だと途中下車可能で2日有効だということも初めて知った。

旅は好きだが、何しろマニアックな知識のない初心者だ

東北の列車路線は乗っていないのはもうわずかとなった、今回はその中の三陸鉄道

を乗るのが目的の旅にした。

初日10月28日から手違いをやらかしてしまった。

最寄駅から奥羽本線--北上線--東北本線--大船渡線--BRT で大船渡の予定が

朝早かったので窓口が開いてないから自動販売機で買ったら、初めての事で要領が

分からず適当にやったら最短距離のルート奥羽本線--陸羽東線--東北本線--大船渡線--BRTを買ってしまった。

仕方ないからそのルートで向かうこととした。

一ノ関で乗り継ぎ時間があったので観光することにし、旧沼田家武家住宅を見学

家老の住居と謂うが質素な茅葺で子供の頃に住んでた家と変わらない造りだった。

もちろん住んでた農家の家より用材も仕上げもはるかに立派ではあった。

夏は涼しいけど冬は寒いぞ、昔の人はすごいなつくづく実感した。

世嬉の一酒の民族博物館は建物や使われていた道具興味深かった。

一ノ関ゆかりの文学館はもっと興味をそそられた、島崎藤村井上ひさし等々

BRTは気仙沼までは経験済みだったが気仙沼から初乗車の今回も津波のすごさを改めて

思い知った、気仙沼までよりも一般道を走行するところがはるかに多いように感じた

陸前高田までは線路跡をほとんど走っていなかった、それ程壊滅的だったんだろうな

被害が・・被災した方々の苦労と落胆はいかばかりだったろうと心が痛んだ。

高い高い防波堤今なを残る工事現場かさ上げされた土地へ建てられた新築の住居

まだまだこれからも重い負担の中で生きていくんだろうなと、素晴らしい紅葉と快晴の空、まばゆい海の風景を見ながら胸が詰まる思いがした。

簡単に言葉はでない、言うべきでもない

大船渡では新鮮な魚を楽しみにしていた、二つほど事前に調べてあったが「〇季〇菜」

の文言で店を選んだが甘かった。

店に入った時に外れたかなと予感がした、案の定だった。

刺身盛り合わせ2200円、普段スーパーで買ってるものと変わらん

次に頼んだやきとり ん これ冷凍だよねネギがぐじゅぐじゅ ハズレタ

でもしょうがない、旅にはこんなことも付きものさ、4785円 んーん。

その後にたべた幸楽苑のネギラーメンのおいしかったこと。日本中にあるけどね

 

2日目10月29日 大船渡--BRT--盛--三陸鉄道--宮古--山田線--盛岡が予定だったが

またアクシデント宮古からの山田線が予定していた時間に走っていない、時刻表を

見誤ったのだ運転日限定の列車だった、次の列車まで4時間も待っていられない。

三陸鉄道で釜石まで戻ることとした、決めた時には発車3分前、慌てて乗った。

三陸の景色は素晴らしく天気もいいし最高、ラグビーワールドカップを観た鵜住居

スタジアムは仮設スタンドが撤去されこじんまりしたような遠景だった。

唐丹は大震災前に訪れたことがあったのであまりの変わりようにショックを受けた

自然災害とはいえあまりに無慈悲だと改めて感じた。

宮古では待望のおいしい魚を食べることが出来た「シートピアなあど」で漬けサーモンいくら丼とビール美味しかった。1960円は安いよね

盛岡は予約していたドーミーイン盛岡は温泉付きで気持ちよかった、肌がつるつるの

温泉で朝食も美味しかった。

盛岡の夜はあらかじめ決めていた「炭や盛岡店」で・・・塩ホルモンに惹かれて

塩ホルモン初めて食べた、たれのいらない焼き肉 んーうまい!

ビール、ハイボールすすむすすむ4800円安い安い 大当たり大満足だった。

 

3日目10月30日 盛岡--東北本線--小牛田--陸羽東線--奥羽本線--自宅の予定だったが

陸羽東線は1日目に乗ったので 盛岡--東北本線--北上--北上線--横手--奥羽本線に変更

横手では駅前の「池田屋食堂」でとんかつ定食とビール(瓶で633)おいしい安い。

予定外の新幹線とれいゆつばさで帰宅となった。

素晴らしい天気と紅葉、きらきら光る海、大満足の三日間つぎはどこに行こうかな