三日坊主

小さい頃からいろんなことに興味がある

裏返してみれば、思い付きで動き注意力が散漫ということだ

目にすることにすぐ引き込まれて、やってみたくなったり

急にあることについて知りたくなったり

でも長くは続かない、そう根気がないいつの間にかやめたりやらなくなったり

子供のころは親からなんでも三日坊主だといわれ続けた。

今日から日記を書くと宣言、毎日読書する、毎朝散歩する、毎日予習する

いろんなことを思い付きやり始める。

でも続かない。

それがようやく治り始めたのは、高校卒業後就職してからだ

目的、目標もなく仕事を選び職に就いた

そんな新入社員をそれはそれは厳しい上司がまっていた。

親よりもはるかに厳しい、口答えは全く許されない、社員がたくさん見ている前で

厳しく叱られる、時には工具が飛んできたり、蹴飛ばされたり。

だがON。OFFがしっかりしていて仕事を離れるとほんとに優しく面倒見が良い人で

ほんとに真剣にふらふらしている性根を鍛えなおしてくれた。

そんな中で誰よりも早く出勤する、定時前に仕事の準備をする、最後に職場を出る

それをやらなければいけないことで三日坊主癖も少しづつ治っていった。

いまでもその時の教えが人生を支えてくれている。

でもほんとに厳しかったな、叱られると胃が痛くなり十二指腸潰瘍になった

ほんとに会社に行くのが怖かったけれど何とか続けられたそれは負けたくなかったから

逃げたくなかったから。